印字枚数、印字率についての豆知識

印刷コストを考えた時に、『印字枚数』や『印字率』という言葉を聞きます。
一体、どういう意味かご存知でしょうか?

『印字枚数』とは、「A4用紙・印字率5%」で印刷できるおおよその枚数のことです。
(トナー、またはドラム(感光体)の仕様基準値に基づく)
また、印字率5%とは、「Microsoft OfficeのWordで40字×20行程度」の文字量を印刷した場合を指し、用紙上の印刷可能領域における印刷率を示します。
印字率は別称「像密度」とも言います。

ちなみに、A4用紙全面をぴっちりと印刷した場合は、印字率100%ということになり、その場合は基準値の約20倍のトナーを消費し、印刷枚数も大きく減少しますので、ご注意ください。
最近では、「ISO/IEC 19752」「ISO/IEC 19798」という国際基準に基づいた印刷可能枚数をトナーの商品説明として記載しているところも増えてきました。

「ISO/IEC 19752」「ISO/IEC 19798」とは
国際標準化機構(International Organization for Standardization)より発行された
「印字可能枚数の測定方法」に関する国際標準のことで、「ISO/IEC 19752」はモノクロ片面で印刷した場合、「ISO/IEC 19798」はカラー片面で印刷した場合の基準を指しています。

目安の印刷可能枚数は記載されていますが、機種や用途、使用環境によって、記載されている枚数通りに印刷ができるということではありません。
印字枚数が7,000枚になっているのに、5,000枚でトナーがなくなったといって、トナーを多く必要とする色合いだったというケースもありますので、決して入っているトナー量が少ないというわけではありません。

あくまでもショップのウェブページや販売店の説明に記載されているのは、基準の上での印刷枚数であり、性能比較のための数値であることを予めご了承ください。

信頼できる販売店では、基準を満たしたリサイクルトナーのみを販売しています。また、商品ページにきちんと明記されておりますのでご確認の上、安心してお買い求めください。

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