プリンターの機種によって、トナーカートリッジの種類が異なる場合があります。
今回の記事では、トナーカートリッジの種類とそれぞれの構造や特徴についてまとめてみたいと思います。
トナーカートリッジには大きく3つの種類があります。
・分離型
・一体型
・ボトル型
分離型の特徴
別称『セパレートタイプ』とも呼ばれます。
どのようなものかというと、トナーカートリッジとドラムカートリッジ(感光体ユニット)が、分離しているタイプです。
パソコン画面やプリンタの画面に交換サインが表示されると、使用状況に応じてトナーとドラム、それぞれを別々に交換するタイプをさして言います。
コスト面で考えると、純正品の価格帯は分離型の方が比較的安価で、表示されるメッセージに合わせてトナーとドラムそれぞれを別々に入手し、交換するというのが特徴です。
一体型の特徴
トナーとドラム(感光体)が一体のパーツとなっていて、トナーがなくなるとドラム付きのカートリッジをまるごと交換するタイプを指していいます。
コスト面で見ると、純正品の価格帯は分離型に比べて大変高価ですが、カートリッジの交換でトナーもドラムも一度に交換できますので、手間がかからないのが特徴です。
多くのプリンターでは、この『分離型』および『一体型』が適用されている物がほとんどです。。
ボトル型の特徴
トナーがボトル型をしているタイプを指していいます。
このタイプでは、トナーとドラムは分離していますので、『分離型』の一種と言えるでしょう。純正品の価格帯は比較的安価ですが、やはり定期的にドラムを別で交換する必要が有りますので、手間は『分離型』と同じというのが特徴です。
どのトナーのタイプが一番良い、という優劣の差はありません。プリンタの仕様によって異なると考えていただければ良いと思います。
価格は、メーカーや機種によっても異なってきます。トナーのタイプもプリンターを選ぶ際のポイントに加えると、より目的にあったプリンタを購入できるでしょう。
レーザープリンターにも構造が異なる種類があります。
詳しくは「レーザープリンターの種類」という記事をご参照ください。