汎用トナーって何?

一般的には『NB商品(=ノーブランド商品)』と呼ばれるものです。
純正トナーの製造工場にて、純正品と同様に製造した商品のことで、品質も純正品と同様と言われています。

純正品との違いは価格の違いで、汎用トナーのほうが格安なのですが、それはメーカーの名前が入っていないことに由来します。
しかし、製造工場は純正トナーを製造している同じ工場で、さらに新品の商品を製造した上で販売に至っているので、信用の置ける商品です。

つまり、メーカーが認定した製造工場が通常その特定のメーカー向けトナーを製造しています。そのトナーをメーカー名が入った箱に入れて販売すればメーカー純正品トナーになり、メーカーの名前のないノーブランドの箱に入れて販売すればノーブランドトナー(汎用品)ということです。

したがって印刷品質は同じ商品であるというのがリサイクルトナーや互換トナーとは異なる利点です。

製造が同じではありますが、各メーカーそれぞれ独自の厳しい規格チェックや動作確認テストなどを受けることはないので、各メーカーの純正品と微妙な違いが出る可能性をは否定はできません。

加えて、リサイクルトナー、互換トナーと同様に純正メーカーの保証対象外である可能性が高い製品になります。

というのも、メーカーで保証をしているのは、やはりISO9001などの規格テストや、動作確認チェックを通った製品のみだからです。同じ工程で作られた品物であっても、メーカー側の厳しいチェックを受けないことで、「認可がおりた商品」の範疇ではなくなってしまいます。不具合が生じた際にも、メーカー側で責任を持ってチェックした純正品のようにメーカーが不具合の対応をする責任のない製品なのです。

万一の場合は有料メンテナンスを頼んでも、価格の安いトナーカートリッジを購入する方が得だと考えられるなら、汎用トナー、互換トナー、リサイクルトナーのご使用がオススメです。

記事で紹介した商品・関連商品など

富士通 CL115B リサイクルトナー ■ブラック 【大容量】 印字枚数:8000   対応機種:XL-C23407,560円 (税込)