印刷時に、用紙の端に余白が出てくるのを見たことがあるでしょうか?文書の印刷であれば、さほど気にならないこの余白ですが、写真や画像の印刷時には、不都合な場合もあります。
今回は、用紙の縁に出る余白をなくする方法についてまとめてみました。
フチなし印刷とは
フチなし印刷とは、文字の通りで、写真や画像を印刷する際に紙の縁に予約ができないように用紙全面に印刷をすることを指します。
フチなし印刷は、印刷する画像を設定されている用紙より僅かに拡大して印刷することで擬似的に再現される仕組みになっています。
この時、画像の端は用紙以上の大きさにインクを吹き付けているので、プリンターの内部には、はみ出したインクを受け止めるためのスポンジが設置されているのです。
しかし、フチなし印刷非対応のプリンターでは、このスポンジパーツがありません。
フチなし印刷は、それに対応したプリンターのみで印刷することができるのです。
フチなし印刷はレーザープリンターでもできる?
フチなし印刷と言うのは、インクジェットプリンターに付属している機能です。レーザープリンタでは、構造上フチ無し印刷はできません。
もしレーザープリンターを使用していて、余白の無い仕上がりにしたい場合には、一回り大きな用紙にトンボ(仕上がりサイズに切るための目印)をつけて、仕上がりサイズから、はみ出すように印刷をします。その上で、トンボに合わせて切るという方法を取ります。