今までに、印刷をしたら用紙の裏面が汚れてしまったり、色がついたりしたなどという印刷トラブルに出くわしたことは、ございませんか?
今回は、そんな裏写り(裏面の汚れ、色付き)の原因と対処法についてまとめたいと思います。
印刷時にインクの使用量の合計が250%以上である
印刷時に使用されるCMYK(インク)の合計が250%を超えると、インクの乾きが悪くなり、裏移りが起きる原因になります。
縁に濃い色のデザインをしている
CMYK(インク)の使用量合計が250%以下でも、縁に濃い色を使うと、裏移りが発生しやすくなります。
裏移りしやすい用紙を使用している。
マットコート紙やマット紙を使用すると、乾くまでに時間がかかることから、裏移りが発生しやすくなります。
以上が考えやすい原因ですが、それらに心当たりがない場合は、以下の原因が挙げられます。
用紙の搬送ロールが汚れている
まず、テスト印刷を数枚行ってみましょう。用紙の搬送経路を紙が通り抜けることで搬送ロールに付着した汚れが落ちることがあります。
トナーカートリッジのトナー漏れ
レーザープリンターの場合、トナーカートリッジを取り外して、トナーカートリッジを振り、漏れがあるかをないかを確認してみましょう。
※新聞紙などを敷いて、飛び散らないようにそっと行うことをおすすめします。飛び散ってしまうと大惨事です。
トナー漏れを起こしているようであれば交換しましょう。
交換後も改善しないようであれば、必要に応じメーカーのサポートを受けるようにしましょう。